フロン類漏洩点検には2種類の点検があります。
①管理者自ら点検することができる簡易点検と、②冷媒フロン類取扱技術者等による定期点検(法令点検)になります。
機器トラブルの要因としてフロンガス漏洩による能力低下、更には圧縮機不良等の重大な故障に繋がるケースも多く見られます。重大故障等の被害拡大を防ぐために 点検・整備に精通し、認定を受けたエキスパート(冷媒フロン類取扱技術者等)による点検と早期の予防保全措置の実施が必要です。
定期点検にはさらに「直接法」と「間接法」があり、直接法はリークテスターや発泡剤を用いてフロンガスが漏れていないかを直接確かめる方法です。
間接法は実際に運転させてみて、運転データ(運転圧力、運転電流、配管温度等)を採取し、そのデータが正常な値かどうかで、ガス漏れの有無を 判断する方法です。
※基本的には間接法で運転状況を確認し、異常が認められれば、直接法でも確認するという流れです。
定期点検の診断には法律上、「十分な知見を持った者」が行わなくてはならないと決められています。
もちろん弊社はこの法律上の要件を満たす、「冷媒フロン類取扱い技術者」が実施します。